[書評] 伊藤計劃トリビュート

伊藤計劃トリビュート 読み終わりました。
藤井大洋はじめ、7つの短編が収録されています。
個人的に面白かったのは...

  • 南十字星

同一化デバイスで他の人とつながっている勢力と、そうでない人たちの話。
同一化デバイスの人たちは人間の力を100%近く出せたり、いろいろすごい。

  • 未明の晩餐

死刑囚に最後の晩餐を作る料理人の話。料理の描写がうまかった。
近未来のデバイスがスパイスになっている。

  • ノットワンダフルワールド

巨大企業(Googleを彷彿とさせる)が都市を作っている話。

どの話もこれからの技術で実現できそうな未来なのが、最近のSFって感じがしました。
最後の話は血が多すぎる気がしました。(麻薬組織の話なので抗争がありすぎ...)
続きやシリーズ化している話もあるみたいなので、気になった話はシリーズを読んでも面白いかもしれません。

項目 評価(5段階)
内容 4
読みやすさ 3
オススメ度 3
SF 4

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