Pythonを使っていて知っておいた方が良さそうなデータ型です。
スクリプト系の言語は、データ型をよろしく扱ってくれる事が多いですが、データ型を意識していた方が、あとあと問題に気付きやすいと思います。
* True, Falseのブール型
* int, float, complexの数値型
* 配列を扱うlist型
* 配列みたいだけど、変更などができないtuple型
* 文字を扱うstr型
* 辞書形式のdict型
### ブール型
TrueとFalseの2つの状態をとる型です。
数値型のゼロはFalseになります。
```python
if value:
print("value is True")
else:
print("value is False")
# value is True
# valueに0や0.0を設定するとFalseになる
value = 0.0
if value:
print("value is True")
else:
print("value is False")
# value is False
```
### 数値型
int型とflat型をよく使うと思います。
complex型は使った事がないのでわかりません。
```python
intValue = 7
print(intValue)
floatValue = 3.0
print(floatValue)
# intとfloatの計算では, float型になる
print(intValue / floatValue)
print(intValue + floatValue)
intValue = 7
floatValue = 7.0
if intValue == floatValue:
# 同じ値と判断される
print("intValue equals floatValue")
else:
print("intValue not equals floatValue")
```
### 配列を扱うlist型
#### 初期化
```python
empty = []
initlist = [0] * 5 # 0で5つ
```
配列のメソッドでよく使うもの
```
# 配列の長さ
len(some_list)
# 配列の引き算 (順不同になる)
diff_list = list(set(a_list) - set(b_list))
# 配列の足し算
some_list = [1, 2, 3]
some_list = some_list + [4, 5]
```
### 配列みたいだけど、変更などができないtuple型
配列と同じように使えますが、値を変更しようとしたりした時に失敗します。
### 文字を扱うstr型
文字列はstr型になります。
#### 文字列中に出てくる文字の数を数える
```
"3.141592".count('1')
```
### 辞書形式のdict型
ハッシュや辞書型と呼ばれるdict型です。
キーワードで値を保持する事ができるので、何かと役に立ちます。
注意が必要なので、存在しないキーにアクセスすると失敗するので、キーがあるか確認が必要です。
#### 初期化
```
dict = {}
dict_2 = {"key" : 123, "key2" : 234}
```
#### 辞書にキーがあるか確認
```
if "key" in dict:
# keyがあった時の処理
```
### その他
他にもバイナリを扱うデータ型などあります。
配列の組み合わせを取得する関数など便利なものがいくつかあります。そのうちまとめます。
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