📕[書評] 悪童日記 (アゴタ クリストフ)

## 客観的な視点で綴られる双子の生活 戦争の末期を舞台に祖父の家に疎開した双子が綴った日記。 日記の体裁なのですが、その内容は真実でなければならず、思った事や感じた事は書かれていない。(日記の途中でその様な事は書いてはいけない旨書かれている) 残酷な描写もかなりありますが、淡々と事実のみが記載されています。 続きが気になり、すぐによんでしまいました。 日記の中で、戦争が進み、季節が巡り、戦争が終わります。 そのさきは続編「ふたりの証拠」に続く様です。 子供が読むには早いですが、色々考える作品です。 | 項目 | 評価(5段階) | | ---------------------- | :-------------: | | 内容 | 4 | | 読みやすさ | 4 | | オススメ度 | 4 |

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