📕[書評] アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (フィリップ・K・ディック)

ブレードランナーの原作

地球の環境が汚染されてしまって、多くの人が火星に移住した地球が舞台。
地球の人は本物の動物を飼うことがステータスとされ、馬とか猫とかを飼っている。
本物の動物は高価で本物そっくりのロボ動物を飼っている人もいる(主人公もその一人)
そんな中、火星から地球に逃げてきたアンドロイド(見た目は人間と見分けがつかない)を見つけて処分(破壊)するのが話のストーリー。
物語の中のアンドロイドは何処か考え方が合理的で残酷で、でも人間っぽい弱さがあるんだよな。
アンドロイドの処理もそうだけど、動物にすごく執着している主人公が不思議な感じでした。
アンドロイド狩りを頑張るのも、賞金で動物を飼うことが目的だったりするし。(それほど動物を飼うことがステータスなのか...)
昔の小説なので、やけにタバコ吸っていたりとか、差別がキツかったりしますが、内容的には面白かったです。

項目 評価(5段階)
内容 4
読みやすさ 3
オススメ度 3

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