古いMacBook 電池が切れてしまって使っていなかったけど
ふと思い立ってAmazonでバッテリーを購入しました。
使わないのももったいないので、Mac Windows10 Linuxのトリプルブートしてみました。
その時にハマったこと(主にLinuxのインストール)についてまとめます。
# トリプルブートの手順
基本的には、下記のサイトを参考におこないました。
(http://www.lifehacker.jp/2010/05/100512wml.html)
参考にしたサイトではLinuxにUbuntuをインストールしていましたが、今回は代わりにFedoraをインストールしました。
また、参考にしたサイトでは、rEFItをつかっていましたが、代わりに[rEFInd](http://www.rodsbooks.com/refind/)をつかいました。
上記以外はLinuxのインストールまでは同じ手順で行いました。
# Linux (Fedora 24)のインストール
今回はUSBメモリにインストールイメージを作成したので、MacにUSBを挿して電源ボタンを押しました。
しばらくするとFedoraが起動してくるので、Installを選択してインストールを行います。
## Fedora インストール時の設定
* ブートローダーをインストールしない
* パーティションを手動で設定する
### ブートローダーをインストールしない
ブートローダーをインストールすると、インストールが終わって再起動した時 rEFIndのメニューに大量のアイコンが出てきます。挙句の果てにWindowsが起動できなくなりました。
どうやらWindowsのブートローダーを書き換えてしまった模様。折角Windows10をインストールしたのにやり直しになりました。
ブートローダーをインストールしないと、そのままではインストールしたあとにLinuxを起動できませんが、後述する方法で起動できるようになります。
### パーティションを手動で設定する
パーティションの設定はLinuxのrootを割り当てるパーティションに"/"を割り当てて、ext4で再フォーマットします。
SWAP領域はSWAPで再フォーマットします。
### その他の設定
その他の設定はデフォルトのままでOK、必要によって変更してインストールします。
インストールが終わったら再起動します。
## 再起動後にLinuxを起動する方法
rEFIndのメニューにLinuxらしきものが表示されますが、それを選択しても起動できません。
F2キーを押して起動オプションを下記のように変更します。(キーボードが英語配列で認識されていますが、=は^を押せば入力できます)
```
root=/dev/sda4 initrd=xxxxxxx
```
initrd=xxxxx は元からあると思います。その前にroot=/dev/sda4 を入力してリターンキーを押せばLinuxが起動するはずです。
(起動しない場合は、sda4の部分の数値を変更してみましょう)
調べるには、Linuxの起動USBでTroubleshootみたいなのがあるので、それでGRUBのコンソールを出してlsと打つと認識しているパーティションが表示されるので、頑張ってLinuxが入っているパーティションを探します。
## 無事にLinuxが起動したら
次回からroot=xxx を入力しなくて良いように、下記の設定ファイルを作成します。
/boot/refind_linux.conf
```text
"Boot with defaults" "root=/dev/sda4"
```
これで次回からほっといてもLinuxが起動できます。
ホントは起動時の画像とかもFedoraっぽいものに変更したいけど、そこまで至りませんでした。
知っている人がいたら教えてください。
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