[書評] コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版

面白いけど、冗長で長い気がする

輸送コンテナが世界をどのように変えたのかについて書かれた本。
コンテナが生まれた時代背景とか、どうやって普及していったのかについての部分は面白いのですが、説明が多くて読むのに時間がかかりました(その分丁寧に説明がされているのですが)。
面白いのではあるけど、読むのは大変かもしれません。

簡単にまとめると、こんな感じかと...

  • 昔は、物を送るのにやたら手間がかかっていた
  • コンテナによってグローバルな生産が可能になった(輸送にかかる費用が少なくなったため)
  • コンテナ普及のためには、コンテナの規格の統一など大変な事がいっぱいあった
  • 戦時中の物資輸送で、コンテナの有用性がさらに認識された
  • コンテナによって、波に乗った港は反映し、乗り遅れた港は寂れてしまった
  • コンテナ輸送の船も高速化や大型化した(原油価格に左右され、投資が失敗することもあった)

現在の生活になくてはならない物ですが、意識することのないコンテナ。
実は縁の下の力持ちでした。

項目 評価(5段階)
内容 3
読みやすさ 2
オススメ度 2

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