[書評] 銃・病原菌・鉄 (ジャレド ダイアモンド)

## 狩猟採集から農耕を始めたグループとそうでないグループの違いは何か 上下巻に分かれているとても長い本です。 元々、狩猟採集を行っていた人類があるグループは農耕を開始したのに、そうでないグループとの違いは何か。 それに伴う世界の変化について書かれた本です。 - 狩猟採集から農耕をするに至ったグループとそうでないグループの違い - 人類が狩猟採集生活からどのようにして農耕を開始したか - 鉄、文字、その他の技術を獲得するに至った経緯 - ヨーロッパ人がアステカ帝国を征服できたのはなぜか - 色々なグループ(部族, 民族, 島のxxx族)についての話 結論に対する考察や、理由が詳しく書かれているので、ボリュームが多く読むのが大変でした。 (心折れて一部は飛ばし読みしました) - 農耕を開始した地域はたまたま適した気候や植物、動物がいたからで、それによって養える人口が増えた - 人口が増えたことで農耕以外の政治、技術、軍などを専門にする人が現れ技術が発展した - 人口が増えた事、畜産により、病原菌が発生してそれに対する抵抗力も獲得した(インフルエンザ、など) - 上記のグループがそうでないグループと接触したときに、軍事力、病原菌によって他のグループは壊滅的なダメージを受けた | 項目 | 評価(5段階) | | ---------------------- | :-------------: | | 内容 | 4 | | 読みやすさ | 1 | | オススメ度 | 3 |

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