[書評] 予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 (ダン アリエリー)

久しく居酒屋に行ってませんが、みんなで飲みに行った時や、外食に行った時。 注文するメニューは前に注文した人の選択に影響されるのか。 実際に調べてみると、前の人と違うものを選ぶ傾向があるようです。 人が「ごまかし」を行うのは、「現金」に直結する報酬よりも「クーポン」のような現金とは違う報酬の時により顕著。 そんな人の行動について、どういった傾向があるのか色々な実験から解説している本です。 昔NHKの番組で著者が「人が歯を磨くのは、歯磨き粉を使うためだ!」と言っていたのが印象的でした。 その番組が面白かったので、この本を読みたいと思っていたのですが、読んでみて正解でした。 無料のクッキーよりも、有料のクッキーの方が一人の人が取得する数は多くなるそうです。 (有料だと、後の人の事をあまり考慮しなくなる) 問題を先延ばししてしまうのはどうしてなのか。 考えてみると、なるほどそうだよな〜 という人の行動の不思議が見えてきます。 | 項目 | 評価(5段階) | | ---------------------- | :-------------: | | 内容 | 4 | | 読みやすさ | 3 | | オススメ度 | 3 |

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